« 東北ブロック会議(福島会場) | Home | 県技生涯研修会『鈴木哲也』教授 »
この研修は日本歯科技工士会認定単位取得となります。
日 時 : 平成21年11月29日(日)AM10:00~PM13:00
場 所 : 盛岡市都南文化会館 (3F 視聴覚室)
盛岡市永井24-10-1 TEL019-637-6611
講 演 :「第一線の歯科技工士に伝えたい総義歯補綴の本音 Part 2―理想的な義歯床形態を求めて-」 講 師 : 鈴木 哲也 教授 岩手医科大学歯科補綴学第一講座
参加費 : 会 員 ¥1,000 一 般 ¥9,000 学 生 無 料
定 員 : 50名
参加申し込み〆切 : 11月24日(火)まで
申し込み方法 :別紙の参加申込書記入の上、県事務局まで
FaxまたはTELにてご連絡をお願いいたします。
Fax 019-654-5401 / TEL 019-654-5486 (岩手県歯科技工士会事務局 宛)
講師抄録・・・・
現代の無歯顎症例像は、総義歯補綴学の治療原則を決定した“Classic article” が対象とした平均的症例像とは異なり、著しく悪化したものとなっています。そのため、かつてのように易しい症例から順を追ってトレーニングをするということができず、初学者であってもいきなり顎堤吸収の著しい難症例に対応せざるをえない状況が生まれています。そのような背景からか、近頃、様々な特殊な術式や理論が乱立しています。しかし、術式のみに目が向いて、なぜそうすれば良いのか、何が問題なのかという本質を理解していない歯科医が多いため、臨床現場の混乱があるように思われてなりません。”大家の先生“が作られた義歯はなるほどと思うのですが、”自称その弟子“の義歯を雑誌などで見かけると全くトンチンカンだと感じることが多々あります。一方、技工士においては顎堤吸収が大きくても小さくても、たとえフラビーガムがあろうがなかろうが同じ硬い石膏上で技工操作をするため、難症例に対する実感が得にくいという声も聞きます。
従来より、補綴物の質の向上をはかるためには、歯科医と歯科技工士のコラボレーションが不可欠であると言われていますが、特に最近の総義歯補綴においては円滑に進められているとは感じられません。それは完成される義歯に対する知識、イメージを共有できていないことが大きな原因と考えます。さらに、技工を経験しない歯科医が増えたため、歯科医から技工士サイドへの情報提供が少なく、それに対して技工士が歯科医に不足した情報を求めにくい雰囲気もあり、独自で判断を行わざるを得ない場合が多々あることが問題を複雑にしているようです。どのような術式を用いようとも、ゴールとなる義歯は1つであり、そのあるべき姿を歯科医も技工士も知らなければ患者さんが満足する義歯はできません。
そこで、昨年度のPart1では咬合をテーマとしましたが、本年度のPart2では義歯の形態に的を絞りお話ししたいと考えました。鈴木式のイメージトレーニングを体験し、特に顎堤吸収の著しい下顎の舌側形態など、多くの歯科医、技工士が誤解している部位を多数の臨床例を通してご理解頂きたいと思います。また、前回時間の関係でお見せできなかった愉快な臨床症例もビデオ供覧する予定です。
何かとお忙しい時期とは存じますが、多数の皆様の参加をお待ちしております。
Topics: お知らせ, 学術部 | No Comments »