一般社団法人 岩手県歯科技工士会

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岩手県生涯研修会開催のご案内

投稿者 admin-2 | 2月 5, 2017

岩手県生涯研修会 開催のご案内

日 時 :平成29年4月9日(日)10:00~15:00

◆場 所 :ふれあいランドいわて(2階研修室)

  • 講 演 :『機能させるパーシャルデンチャー・オーバーデンチャー』

◎講 師 : 奥森 健史       先生

◆参加費:会員:1,000円 未会員他:10,000円(昼食込)

※前日は、講師と懇親会がございます。ご希望の方は、岩手県歯科技工士会事務局まで、ご連絡をお願いいたします。

 

講演
奥森 健史 先生

★ 略歴

1984 東洋歯科技工学院

1992 渡独 ドイツ{プフォルツハイム}

2000 有限会社 デンタル・プログレッシブ開設 ・・現在に至る

代表 奥森健史

 

咬合.補綴治療計画セミナー インストラクター

大阪大学歯学部 歯科技工スーパーバイザー

デントウラム社公認インストラクター

古希の会 メンバー

大阪SJCD 会員

日本歯科技工士会 認定講師

日本顎咬合学会 指導技工士

スタディーグループ K.S.I.主幹

 

★講師抄録 

・欠損補綴の目的から考える

機能させるパーシャルデンチャー・オーバーデンチャー

 

奥森健史 先生

日常臨床では、多くの割合で機能の回復、審美性に改善を目的とした補綴治療を必要とされています。欠損補綴においても、可撤性装置であるパーシャルデンチャーやインプラントを含むオーバーデンチャーも重要なオプションではないでしょうか。換言すれば欠損部に対し口腔模倣を原則とした咀嚼ユニット{人工歯・義歯床からなる部分、または、上部構造体}をいかに適正なポジションに回復し、それらの生理的機能を担保とした“力”に対し口腔内にてどう維持・安定させるかが勘所となります。患者可徹性装置、術者可撤性装置、いずれにせよ上下顎の欠損状態からアイヒナ―の分類や“咬合支持指数”などで補綴治療終了後にその予後のリスクも予測し再介入時の“次の一手”を考えておくことも必要ではないでしょうか。そこで、今回は、欠損歯列における“支台装置への力学的考察”と“咀嚼ユニットの動きをコントロール”部分をターゲットに絞って考察したい。口腔模倣において、歯を復元させるプロセスには、“色”“形態”という目に見える部分と、それらが歯列として、一体化しそこへ加わる機能的考察すなわち目には見えない“力”という部分をどうコントロールするのか、ラボサイドにおいてもその部分を押さえて日常臨床に生かせれば、高い水準でチェアーサイドとのコラボレーションにつながるのではないでしょうか

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